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  • 2023/03/13

円安・円高の仕組み

いつもお世話になっております。
保険代理店トリムです。

 

2022 年4 月頃から円安が急加速し、10 月には1 ドル=150 円を超える状況になり、毎日ニュースで『円安』という言葉を聞かない日はありませんでした。

 

ただ『円安』や『円高』といっても、あまり仕組みが良く分からない方も多いのではないでしょうか。

『円安』や『円高』が私たちの生活にどのような影響を与えるのかを考えてみましょう。

 

まず『円安』と『円高』はどのような状況を指すのかというと・・・

 

1 ドル=100 円を起点とすると、

これまで1ドルを交換するのに必要な円が100円だったものが

120円でしか交換できない  = 日本円の価値が下がる = 『円安』

➡ わずか90円で交換できる    = 日本円の価値が上がる = 『円高』

 

 

このように「円」と「ドル(外国通貨)」を比較することで、円の価値が上がるか下がるかを判断することができ、「円」の価値がある時に比べて安くなっている状況を『円安』、逆に、ある時に比べて高くなっている状況を『円高』と言います。

 

 

『円安』・『円高』は、日々の生活必需品や海外サービスの費用だけでなく、投資にも大きな影響を与えます。

そのため、これから投資を始めてみようと思っている方にも重要と言えます。

 

では、『円安』や『円高』が進んだ場合、私たちの生活や投資にどのような影響を与えるかというと・・・

 

< 『円安』 のメリット >

日本の製品を海外に輸出しやすくなることです。海外からみると日本の商品やサービスをより安く手に入れることができます。

また、1 ドルで交換できる円が増えるため、日本への外国人観光客が増えるといったメリットもあります。

投資の面では、円を保有しているより外国資産を保有する方が有利といえ、円安が進むと利益をもたらす可能性が高くなります。

 

< 『円安』 のデメリット >

輸入商品の価格が上昇し、生活必需品やエネルギー資源の価格が高騰してしまいます。
その為、小麦やトウモロコシなどほとんどを海外輸入に頼っている商品は価格が高騰してしまいます。

 

< 『円高』 のメリット >

円安の逆で、海外の商品やサービスを安く手に入れることができます。

また、1 ドルに交換する為に必要な円が少なくなるため、お得に海外旅行にも行けます。

 

< 『円高』 のデメリット >

日本商品の販売が海外で伸び悩んでしまう為、日本経済が伸び悩んでしまいます。

また、海外旅行者も減少してしまうため、日本経済の流れが悪くなってしまいます。

 

 

このように、『円安』・『円高』は私たちの生活や投資において非常に大きな影響を与えます。

投資信託の中には外国通貨で運用するものも多く、投資においては「為替リスク」が常についてきます。

 

これから投資が普通になっていく時代において、自らの金融リテラシー(知識)を向上させることにより、投資リスクを軽減し、自分に合った投資方法を行えるようになるのではないかと思います。

 

資産運用は一朝一夕で行えるものではありません。

詳しい投資の話を聞きたい方は、是非弊社までご連絡ください。

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