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- 2023/10/16
分散投資
「投資」と聞くと、一発逆転のイメージやリスクが高いイメージを抱く人が多いかもしれませんが、投資には3つのルールがあるのはご存じでしょうか?
この3つのルールを守って投資をすれば、リスクを抑えつつ資産を成長させることができるのです。
< 投資の3つのルール >
① 分散投資
② 時間分散 (積立投資)
③ 長期投資
今回はこの投資の3つのルールの中の、『分散投資』についてお話したいと思います。
『分散投資』は、投資する資産、地域、業種や投資タイミングなどを統一せず、複数に分けて投資する手法です。
もし一度にまとめて一つの銘柄に投資した場合、その銘柄の価格が高いときに買ってしまったり、その後暴落したりすることがあれば、自分の資産が大幅に目減りすることに直結するかもしれません。
投資の格言で「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があります。
一つのカゴに盛るのではなく、いくつもカゴに分けて盛っておけば、もしどれかをひっくり返して盛っていた卵を割ったとしても、残りのカゴの卵は無事な状態を保てます。
例えば、まったく違う値動きをするものを2つ組み合わせれば、片方が下がってしまっても、もう一方がそれを上回る勢いで上がっていればカバーできる可能性があります。
さまざまな投資対象を複数に分けて投資することで、投資先の価格変動リスクを抑えることができるのが『分散投資』のメリットです。
投資対象を分散させるとは、例えば次のようなことを指します。
・預貯金だけでなく株式も保有する
・株式投資をするときは、1社(銘柄)ではなく複数社(銘柄)に同時に投資する
・株式投資をするとき、投資先は異なる業種から選ぶ
・日本株だけでなく、外国株にも投資する
・株式だけでなく、債券、不動産、金など別の資産にも投資する など
◎分散するときの注意点
分散するときはできるだけ、資産、投資エリア、値動きが異なるものを組み合わせましょう。
同じ国の同じ資産で似たような値動きをする銘柄を複数そろえても、あまり分散の効果が得られません。
投資をするならぜひ心掛けたい『分散投資』。
投資信託・変額保険などカンタンに分散投資を実践できる投資商品もありますので、そこまで難しい手法ではないでしょう。
分散投資でリスクを抑えつつ、長期的にチャレンジしてお金をふやすことを検討してみてはいかがでしょうか。