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- 2023/10/30
時間分散
資産運用を行う上で守るべきルールが3つあります。
1つ目は前回のブログでお伝えした「分散投資」。
2つ目が「時間分散」。
3つ目が「長期運用(長期投資)」です。
今回は2つ目の「時間分散」について、簡単に解説をしたいと思います。
時間の分散とは = 積立を行う ということです。
このことを資産運用の世界では『ドルコスト平均法』といいます。
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける方法です。
例えば、AさんとBさん、それぞれに4,000円の資金があり、この4,000円でリンゴを購入し、後に売却して利益を出すことを目指します。
リンゴの価格は常に変動し、4回変動した後に5回目の価格で売却します。
Aさんは 1回目に一括(一時払)にて購入。
Bさんは 毎回1,000円ずつ、4回に分けて購入〔ドルコスト平均法〕。
売却時の5回目価格が 1個100円 だった時、
Aさんは 100円×40個で4,000円 となります。
Bさんは 100円×45個で4,500円 となり、500円の利益が出ました。
これは3回目の値下がりした際に購入数量が増加し、値下がり後にある水準まで上昇することで利益が発生しやすくなるということです。
この積立のポイントとして、投資の成果は『量』で決まるということです。
多くの方が価格にばかり目が行きがちですが、価格が下がった際は量が多く買えるというイメージを持つことが非常に重要です。
一般的に値下がりは怖く早く売ってしまった方がいいのではないかと思われる方が多いと思いますが、投資は値動きをするものです。
値上がりする時があれば、値下がりする時もある。
一時的な値下がりもチャンスと思うことは投資効果を得るためには大切な考え方です。
みなさんも投資のルールをしっかりと理解して、資産運用を始めてみましょう。
トリムでは生命保険での資産運用方法など、新しい運用方法についてご相談を承っております。
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