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- 2024/03/11
住宅ローンを組むにあたってのポイント
今月のテーマは【住宅ローン】です。
人生の中で一番大きな買い物である住宅ですが、近年の物価高の影響で下記のグラフのように不動産価格が高騰しています。
出典:国土交通省 不動産価格指標(令和5年5月・令和5年第1四半期分)より
それに伴って住宅ローンの借入金額も上昇していますが、住宅ローンを間違った組み方をすると大変なことになってしまいます。
今回はそんな【住宅ローン】のポイントを簡単に説明しようと思います。
まず借入金額についてですが、銀行により多少の違いはありますが、おおよそ年収の8倍の金額を借りられると判断する銀行が多いです。
ただ実際にMAXの金額を借りてしまうと家計への負担が非常に大きくなってしまいます。
予定している見積金額よりも多く借りれるならとオプションで色々と取り付けてMAX金額まで借りてしまうと、後に大変なことになりかねません。
ご自身の収入とのバランスをしっかりと考えて借入金額を考えましょう。
続いて返済についてですが、返済にあたりボーナス返済を行う方もいらっしゃるかと思いますが、あまりお勧めはできません。
昨今のコロナ不景気でボーナスが出なかったり減ったりする企業が非常に多いです。
今後もそのようなことが起こりうる可能性もあるためボーナス返済は併用せず、毎月返済のみでローンを組むパターンが無難です。
銀行側はここまで借りられるから大丈夫と言いがちです(実際に私も銀行員時代はそうでした・・・)。
これから住宅ローンを組まれる方は、ご自身のライフプランや収入についてこれでもかと言うほどしっかりと考えた上で、またファイナンシャルプランナー等のプロの意見も取り入れて借入金額を決定することをお勧めします。
すでに住宅ローンを組まれている方については、一度銀行で借り換えの相談をする事をお勧めします。
私が銀行員時代に携わらせていただいた案件で、最終的に100万円以上のメリットが出たお客様や毎月の返済金額を見直したことにより現状の生活にゆとりができて喜ばれていたお客様もいらっしゃいました。
住宅ローンを組んで10年以上経過している方についてはメリットが出る可能性が高いため、一度相談してみてはいかがでしょうか?
マイホームを持つ事を夢に持っている方が多いかと思います。
夢が叶っても住宅ローンが今後の人生に支障をきたすことがないよう、しっかりと時間をかけて考えてみましょう。
次回は少し保険の要素も入りますが、住宅ローンの【団信】について解説しようと思います。
♠ このブログを書いたスタッフ 松久 ♠
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