毎年10月の１か月間は乳がん月間となっており、全国各地で「ピンクリボン運動」が行われます。

ピンクリボン運動とは

ピンクリボン運動とは、『乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい』との想いから1980年代にアメリカにて啓発運動がスタートし、今では世界規模でのキャンペーンとなっています。

日本でも行政、市民団体、企業などが独自のピンクリボンマークを掲げ、様々な活動を行っていますが、その一つに日本対がん協会によるピンクリボンフェスティバルがあります。

ピンクリボンフェスティバルは、2003年より各地で乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝える活動を続け、今年で22年目を迎えます。

乳がんで命を落とす方が一人でも減らせるように、乳がん検診受診率の向上を目指し、さらに罹患者さんとそのまわりの人たちを支える活動にも取り組んでいます。

また、乳がんの正しい知識の習得と自分に合った適切な行動を促すことをミッションに掲げています。

乳がんとは

乳がんは乳腺の組織にできるがんで、多くの場合、母乳を乳頭まで運ぶ乳管から発生します。

日本人女性の場合、30歳から増え始め、40歳～60歳代が罹患のピークです。

他のがんと比べ、若い世代で多いのが特徴になります。

※出典：全国がん登録罹患データより

日本では毎年９万人以上が乳がんに罹患しており、日本人女性がかかるがんの中でダントツのトップです。

また増加傾向にあり、9人に1人が乳がんに罹患する計算となっています。

乳がんは早期に発見すれば90%以上の方が治る病気となっています。

早期発見・早期治療・適切な治療を行う為にも日頃からセルフチェックを心がけ、乳がん検診の受診に行きましょう。

次回はセルフチェックの方法、万が一罹患してしまった場合どうすれば良いかをお伝えします。

♠ このブログを書いたスタッフ　松久 ♠