- お役立ち情報
- 2024/10/28
「ブレスト・アウェアネス」を習慣づけよう
「ブレスト・アウェアネス」とは、乳房を意識する生活習慣のことです。
『Breast』 = 乳房
『Awareness』 = 自覚していること
具体的には、
◎自分の乳房の状態を知る
◎乳房の変改に気を付ける
◎変化に気が付いたらすぐ医師に相談する
◎40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受ける
乳がんは早期発見・早期治療でその後の生存率が高まります。
乳房の状態を自覚しておくことで、少しの異変にも気付きやすく、乳がんの早期発見・早期治療につながり、その後の暮らしに大きく影響を与えます。
ぜひ「ブレスト・アウェアネス」を習慣づけてください。
ご自身の乳房の状態を知るために、月に一度は乳房セルフチェックを
CHECK1: 見て
鏡の前に立ち、頭の後ろで手を組み、色や形をよく見てください。
「くぼみ・ふくらみ」「ただれ・変色」「ひきつれ」はありませんか?
CHECK2: さわって
「しこり」はありませんか?
4本指で「の」の字を書くように、指先で軽くなでるようにしこりの有無を調べて下さい。
CHECK3: つまんで
「血が混じったような分泌物」は出ませんか?
指で乳頭の根元を軽くつまんで、分泌物が出ないか調べてください。
CHECK4: 横になって
「しこり」はありませんか?
仰向けに寝て、背中の下に低めの枕か畳んだタオルを入れて、乳房をさわって、しこりを調べて下さい。
もし!乳房やワキの下などに異常を見つけたら、すぐに乳腺(外)科で診察を受けて下さい。
〔出典:認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)〕
<こんな人は要注意!>
遺伝:母親や姉妹に乳がんになった人がいる
出産:出産・授乳経験が少ない、初産が高齢
月経:初潮が早い、閉経が遅い(月経期間が長くなる)
40歳になったら2年に1回 乳がん検診を
症状がないうちに受けるからこそ、早期発見が可能です。
マンモグラフィだけの通常の乳がん検診では見つけづらいとされています。
超音波(エコー)検査は任意での受信となり、費用がかかりますが、マンモグラフィと一緒に受けることをお勧めします。
♠ このブログを書いたスタッフ 松久 ♠