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- 2020/09/11
介護保険制度について
いつもお世話になっております。
株式会社トリムです。
介護が必要な高齢者を社会全体で支える仕組みが【介護保険制度】です。
40歳になると介護保険への加入が義務付けられます。
今回は、公的介護保険で受けられるサービスや、加入者の条件、等を分かりやすく解説したいと思います。
【利用できるサービスについて】
公的介護保険で利用できるサービスは、大きく3つに分けることができます。
①自宅で生活する人のための「在宅サービス」
②住み慣れた環境・地域でサービスを受けたい人のための「地域密着型サービス」、
③施設に入所する人のための「施設サービス」
【支援限度額について】
・①及び②を利用する場合の支給限度額(月額)
・③を利用する場合の支給限度額
※特別養護老人ホームの1カ月の自己負担額の目安 要介護5の場合
介護度が高くなると、必要な介護も増え、費用も高額になっていきます。
そちらに合わせて利用できる支給限度額も高くなる仕組みになっています。
【サービスを受ける事が出来る被保険者について】
・第一号被保険者(65歳以上)
・第二号被保険者(40歳以上~64歳以下)
保険料の支払い義務はどちらにもありますが、サービスを受けられる対象者は
原則第一号被保険者のみになります。
第2号被保険者は老化に起因する疾病(指定の16疾病)
により介護認定を受けた場合に限りサービスの対象となります。
※末期がん、関節リウマチ等
つまり、万が一64歳以下で介護状態になってしまった場合には保障が得られないケースが少なくありません。
私達が65歳までの間に介護状態となるケースは少ないですが、もしそうなってしまった場合、
仕事が出来なくなり収入が下がるだけでなく、施設の利用料等は全額実費となるため、
生活への影響は計り知れません。
上記を踏まえた上で、自助努力による民間の介護保険への加入の検討も必要となります。
ご自身の保障内容がどのようになっているか、ご確認頂くところから始めてみてはいかがでしょうか。