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- 2021/04/30
がんの生存率と治療費
いつもお世話になっております。
株式会社トリムです。
弊社は、二人に一人と言われる「がん」に対して、いのちを支える情報を発信し続けて参ります。
今回は【がんの生存率と治療費】というテーマでお話したいと思います。
皆様は「がん」にどのようなイメージを抱いているでしょうか?
がんと聞いてすぐに「死」と結びつけて考えてしまう人もいるかも知れません。
先日各新聞にて、がんの生存率に関する大規模調査の結果、「10年生存率は59.4%」とのニュースが取り上げられておりました。
参考:https://www.asahi.com/articles/ASP4V7GS2P4RULBJ00C.html
がんの生存率が上がる事は非常に喜ばしい事であり、今後も一人でも多くの方が完治に向かう事を願うばかりです。
しかしながら、がん治療が長引けばそれだけ治療費かかる事を意味し、そのための準備が大切になります。
がん治療にかかる費用は【がんの治療にかかる年数 × 年間費用】で計算する事ができます。
◆がん治療にかかる費用について
定非営利活動法人 日本医療政策機構の「がん患者意識調査」によると、がんの治療にかかる平均の治療費用は約115万円です。
アンケートのデータを見ると、かかる費用は年間50万円未満から年間500万円以上まで大きな幅があります。
その理由は、がんは「いつどんな状態で見つかるか分からない」ためです。
がんの種類、がんの進行の程度、治療の内容、退院後の通院期間などによって治療費に大きな差があります。
加入しているがん保険の種類によっては「5年間」のみの給付とされているものがあります。
治療が長期化する事を踏まえて、一度に受け取れる一時金の金額を大きくしておく対策も有効であると言えます。
◆がんと診断された人の約3割が無職に
がんに関わるお金への影響は治療費だけではありません。
収入の減少も非常に大きな影響を与えます。
働きながら治療を受けられている方もいらっしゃいますが、
一方で、「収入が減少した」「仕事を辞めざるを得なかった」という方も多くいらっしゃいます。
がん罹患前と罹患後の収入について、平均年収は「約半分」になったというデータもあります。
仕事が出来なくなった時の補助制度の一つとして「傷病手当金」があります。
休職している間、1日につき給料(日額)の3分の2にあたる額を保障される制度ですが、補助期間は最長で「1年6か月」とされています。
長期化するがん治療を考えるにあたって、収入が減少したとしても治療に専念できる状態にしておくことは非常に大切です。
トリムは今後もがんに関する情報発信を続けて参ります。
がんに関してご相談やご質問がありましたら担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。