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- 2024/08/26
三大疾病にかかる費用
前回は八大疾病に対する保険加入のポイントについてお話ししましたが、今回は代表的な疾病になった場合の治療費についてお話していきます。
ライフプランを立てていく際にも大きなポイントになりますが、支出については予測できる支出と予測できない支出に大きく分かれます。
その中でも疾病に関する治療費については予測できない事態であり、まさに生命保険が威力を発揮する場面となります。
一言で治療費といっても、中身は入院費、手術代、その他にも治療によって生活環境が変わることによる臨時支出など、こちらは前回のブログでお伝えしたポイントを押さえてリスクヘッジしたいところです。
その中でも代表的な三大疾病といわれる病気の平均医療費は以下のようになります。
三大疾病の種類 | 医療費 (円) |
胃がん | 994,478 |
肺がん | 892,949 |
直腸がん | 1,096,120 |
急性心筋梗塞 | 1,913,606 |
脳卒中 (脳梗塞) | 1,671,920 |
脳卒中 (脳出血) | 2,377,259 |
(公益社団法人全日本病院協会 2023年度入院医療費平均より作成)
がんは部位によって医療費も異なりますが100万円前後、急性心筋梗塞では約191万円、脳卒中のうち脳梗塞では約167万円、脳出血では約237万円が相場となります。
医療費が高額になる場合は高額医療費制度が利用できますので、年収基準に合わせて通院・入院にかかる自己負担額は少なくなりますが、医療費とは別に、通院のための交通費、食費、日用品代などが必要となります。
つまり、保険に加入する際は医療費の相場+交通費や食費・日用品費でいくらかかるのかを考えなければいけません。
しかし、これらの情報を自身で調べて保険に加入するのは中々難しいものです。
最近ではNISA制度の拡充などで金融商品を活用した資産運用も広く浸透し始めていますが、あくまで健康で収入が維持されている前提でできることです。
想定外の事態でせっかく運用できた資産を切り崩さなくて済むように、 是非専門家に相談しながら資産を守る対策も両輪で行うことをお勧めします。
♦ このブログを書いたスタッフ 臼井 ♦