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- 2021/03/11
がんと診断されたら「してはいけない事」
いつもお世話になっております。
株式会社トリムです。
弊社は、二人に一人と言われる「がん」に対して、いのちを支える情報を発信し続けて参ります。
前回はがんと診断されたら「やるべき事」というテーマでお話しましたが、
今回は「してはいけない事」についてお話したいと思います。
がんと診断された時に大切な事の一つは、【大事な事は急いで判断しない】という事です。
がんの告知を受けてから、まるでベルトコンベアに乗っているような感覚になり、
判断すべき事が次々とあり、インターネットで情報を探して、その度に右往左往する。
その繰り返しになる方が多くいらっしゃいます。
混乱した状況の中で、焦るあまり、大事な事を急いで決めてしまい、取返しの付かない事になってしまうケースがあります。
具体例の一つが、「会社を辞めること」です。
医学の進歩に伴い、がん治療は進歩を遂げ、生存率も向上しています。
また、化学療法や放射線治療についても、入院から外来へと移行し、
早期に病気前の日常生活に戻ることや、仕事を続けていく事の出来るケースも少なくありません。
それでもまだ「がん=死」とショックを受ける人も少なくないでしょう。
また、がんの治療のために長期間仕事を休むことで「職場に迷惑をかけたくない」、「治療と仕事を両立する自信がない」などの理由で、3割以上の方が仕事を辞めているというデータもあります。
がん治療には高額な医療費がかかる場合や、その治療が長期間に及ぶ場合もあります。
経済的な支えという点でも、これまで続けてきた仕事を継続していくことは大きな意味があります。
特に、がんと診断されてショックを受けているとき、心が混乱しているときは、「仕事を辞める」という
重大な決断をすることは避けたほうがいいでしょう。
少し気持ちが落ち着いたら、まずはご自分の状況や病状について理解し、情報を集め、その情報を整理してから考えてみることが重要です。
その他、がんに診断された時に「してはいけない事」をまとめました。
無理にがんばったり、平静を装ったりする必要はありません。
大きなショックを受けながら、今あなたが生きている事、その事こそがかけがえのない事です。
◆我慢して、ストレスをためる
◆無理をすること
◆一人で考え、孤立する
◆自暴自棄になる
◆人と比べる
◆自分を責める
◆夜に寝ないこと
◆悪い結果を考えること、死を考えること
◆後悔すること
◆周囲の人を責めること
トリムは今後もがんに関する情報発信を続けて参ります。
がんに関してご相談やご質問がありましたら担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。