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- 2021/05/21
がん治療方法の選択について
いつもお世話になっております。
株式会社トリムです。
弊社は、二人に一人と言われる「がん」に対して、いのちを支える情報を発信し続けて参ります。
今回は【がん治療方法の選択について】というテーマでお話したいと思います。
◆がんは、罹患する部位やステージ(進行度)によって全く違う病気である
一言に「がん」と言っても、何種類くらいのがんがあるのかご存知でしょうか。
大きく分けてもなんと「25種類」になります。
また、がんの種類だけでなく、進行度合いによっても行うべき治療方法は全く異なります。
1、脳腫瘍
2、舌・上下顎がん
3、喉頭がん
4、甲状腺がん
5、食道がん
6、胃がん
7、大腸・直腸がん
8、肝細胞がん
9、胆のうがん
10、胆管がん
11、すい臓がん
12、肺がん
13、乳がん
14、卵巣がん
15、子宮頸がん
16、子宮体がん(子宮がん)
17、腎細胞がん
18、腎孟尿管がん
19、前立腺がん
20、膀胱がん
21、皮膚がん
22、骨運動器腫瘍
23、白血病
24、悪性リンパ腫
25、小児がん
治療方法の選択は、今後の生き方と直接関わる事です。
早めに決めるように言われる場合もありますが、納得のいく選択が出来ない時は、少し待って欲しいと伝える事も大切です。
がん告知のショックの中で、新しい情報を沢山提示されてもすぐに選ぶ事が出来ないのは当然です。
十分に納得が出来ていない状態で治療に進んでしまうと、後から後悔する事にもなりかねません。
家族と一度相談させて欲しい、他の先生の意見も聞いてみたい、など落ち着いて検討するための時間を設ける事も大切です。
また、どんな治療にも優れた点、劣る点があります。
十分に納得して治療を受けるためには、自分自身が、提示された治療の選択の優れた点、劣る点がどのようなものなのかを理解し、
そして大切にしたい事は何なのかを落ち着いて整理する事も重要です。
書き出す事で整理できる方、誰かと話をする事で整理する方、色々な方がいらっしゃいます。
自分の気持ちを整理して、担当医と話し合ってみてください。
◆治療期間と治療方法の変化
治療期間や進行度に合わせて、治療方法は変化していきます。
闘病期間が長引けば長引く程支出は増え、収入は減少していく傾向があります。
また、再発や転移が発生した場合は、標準的な治療が行えないケースもあり、
先進医療や自由診療といった全額自己負担となる治療方法を選択すると、多額の治療費が必要となる場合もあります。
治療費以外にも、家族の生活を守るためのお金も必要となります。
そういった状況に直面した時に、取返しの付かない事にならないよう事前の準備が大切です。
トリムは今後もがんに関する情報発信を続けて参ります。
がんに関してご相談やご質問がありましたら担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。