郵便局(ゆうちょ銀行)でもお金を借りる方法!自動貸付とその他の借り方

銀行や消費者金融だけでなく、実は郵便局(ゆうちょ銀行)でもお金が借りられることをご存知ですか?
ゆうちょ銀行の「自動貸付」サービスを利用すれば、審査なしでお金を借りられます。
身近な存在である郵便局でお金を借りられるのは、非常に安心感があります。
しかも47都道府県に支店や出張所が存在しているので、住んでいる地域に関係なく誰でも申込に行けるのが大きなメリットです。
この記事では、ゆうちょでお金を借りる方法・自動貸付でお金の引き出し方をご紹介します。
審査なしでお金を借りたい方や、消費者金融などでの借り入れに抵抗がある方は参考にしてください。
ゆうちょ銀行の自動貸付とは?引き落としや引き出しの際に不足した金額を自動で貸し付けてくれる
ゆうちょ銀行の自動貸付とは、引き落としや引き出しの際に不足した金額を自動で貸し付けてくれるサービスです。
例えば口座に30万円あるけれど34万円支払いたい場合、30万円までしか引き落とされず、4万円不足するのが普通です。
しかし自動貸付けを利用すると、4万円が自動で貸付けされ、34万円すべて支払えます。
自動貸付は定額預金や国債などを担保にお金を借りるシステムになっており、無担保では借り入れできません。
そのため、利用するには担保を用意する必要があります。
ゆうちょ銀行で利用できる自動貸付は全部で3種類。
自動貸付の種類 | 担保にするもの |
---|---|
貯金担保自動貸付け | 定額預金、定期預金 |
国債等担保自動貸付け | 国債 |
財産形成貯金担保貸付け | 財形定額貯金、財形年金定額貯金、財形住宅定額貯金 |
自動貸付の際、担保にするものの違いで扱いが変わります。
ゆうちょ銀行の自動貸付について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
定期預金を担保に借り入れする貯金担保自動貸付け
貯金担保自動貸付は、定期預金や定額預金などの貯金を担保にお金を借りるシステムです。
担保としている貯金額の9割まで、または300万円までの借り入れが可能です。
定期預金が10万円ある場合、その9割にあたる9万円までの借り入れができます。
定期預金が340万円ある場合、9割は306万円になりますが、借り入れは300万円までです。
貸付期間は貸付日から2年で、この期間内であれば何度でも借り入れ可能です。
総合口座に預金しておくだけで利用できるのでとても便利です。
国債を担保にお金を借りる国債担保自動貸付け
国債担保自動貸付けは、名前の通りゆうちょ銀行で管理している国債を担保にお金を借りるシステムです。
郵便局(ゆうちょ銀行)で購入した国債かつ、ゆうちょ銀行の総合口座で管理している国債が担保として利用できます。
購入した国債の8割までで、さらに1人あたり200万円までが上限です。
現在国債担保自動貸付けは新規の受け付けを停止しています。
すでに申し込んで利用中の方は、引き続き利用可能です。
財産形成定額預金などを元にお金を借りる財産形成貯金担保貸付け
財産形成定額預金とは、給料やボーナスから天引きする形で預金するシステムです。
財産形成貯金担保貸付けは、この財産形成預金を担保にして借り入れします。
財産形成貯金担保貸付けを利用できる預金の種類は以下の3つです。
- 財産形成定額貯金
- 財産形成年金定額貯金
- 財産形成住宅定額預金
財形貯金担保貸付けも、担保となる貯金の9割かつ300万円までの借り入れが可能です。
現在、財形貯金担保貸付けも新規の申し込みを停止しています。
ゆうちょ銀行の自動貸付における利子はどれくらい?
金利は貸付金額×0.5%(0.25%)と思いがちですが、ゆうちょ銀行の約定金利もプラスされます。
現在のゆうちょ銀行の約定金利は0.002%なので、担保定期貸付の金利は0.002%+0.5%=0.502%。
担保定額貸付の金利は、0.002%+0.25%=0.252%です。
例えば担保定額貸付で10万円を1年間借りた場合、金利は10万円×0.252%=252円。
貸付金額 | 1年間の金利(担保定期貯金) | 1年間の金利(担保定額貯金) |
---|---|---|
10万円 | 502円 | 252円 |
50万円 | 2,510円 | 1,260円 |
100万円 | 5,020円 | 2,520円 |
一般的な消費者金融の場合、金利18%の適用が多く、10万円を1年間借りると利息が18,000円に。
同じく10万円を1年間担保定額貯金で借りたら252円しかかかりません。ゆうちょ銀行の金利の低さは、非常に魅力的です。
借入額や借入期間が増えるほど金利が大きな負担になるので、ゆうちょ銀行の担保自動貸付けを検討してみましょう。
自動貸付利用前にあらかじめ申込手続きをする必要がある
自動貸付を利用するには、あらかじめ申込手続きをする必要があります。
申し込みさえしてしまえば、好きな時にお金を借りられます。
自動貸付でお金を借りる流れ
申込手続きといっても、郵便局(ゆうちょ銀行)の貯金窓口に必要書類を提出するだけです。
貯金窓口の営業時間は平日9:00〜16:00で、土日祝日は休み。
店舗によっては17:00または18:00まで営業しているところもあるため、日本郵政グループのホームページで確認してみてください。
手続きが済んだら、自動貸付を利用できます。ゆうちょ銀行のATMでお金を引き出しましょう。
自動貸付けを申し込む際に必要になる書類
自動貸付けの申し込みには以下の3つの書類が必要です。
- 総合口座の通帳
- 届出印
- 本人確認書類
本人確認書類は顔写真入りなら1点、顔写真のない書類は2点必要です。
顔写真入りの書類 |
---|
|
顔写真のない書類 |
|
書類が用意できたら、貯金窓口へ営業時間内に行きましょう。
基本的に郵便局の自動貸付の際に審査は行われない
消費者金融や銀行系のカードローンは、担保無し・保証人無しで貸付するので、審査で申込者の返済能力を確認します。
安定した収入がない専業主婦や無職だと消費者金融などのカードローン審査には通らないケースがほとんど。
信用情報に傷がある場合も融資してもらえません。
それに対し、ゆうちょ銀行の自動貸付けは担保となる貯金があるため、返済能力は関係無なく審査が行われないのです。
主婦や信用情報に傷がある人、無職も借りられる方法です。
ゆうちょ銀行の自動貸付けは、カードローンの審査にことごとく落ちてきた方々にとって、救いとなるサービスといえます。
審査のない自動貸付ですが、審査時に必ずといっていいほど行われる在籍確認は行われるのでしょうか。
在籍確認は勤務先で実際に働いているかチェックする電話ですが、在籍確認のせいで職場の人にバレるリスクがあります。
在籍確認が不安の種で、今まで借入に踏み出せなかった方も多いかもしれません。
自動貸付は審査がないため、在籍確認はありません。
ゆうちょ銀行の自動貸付けは即日で利用できる?
ゆうちょ銀行の自動貸付けは即日融資にも対応しています。
定期預金にさえ申し込んでしまえば、その日のうちにその場で借り入れが可能だからです。
自動貸付けは、定額預金に申し込んで受理されれば、自動的に利用可能になります。
申し込み自体は簡単にできますが、ゆうちょ銀行の窓口が開いている平日の夕方までに行かなければなりません。
さらに、担保として定額預金に預け入れるお金も用意する必要があります。
自動貸付は定期貯金の90%しか借り入れできないので、まとまったお金を借りるためにはそれと同額以上の担保を用意しなければなりません。
現状まとまったお金がなく、高額融資を希望する方はゆうちょ銀行の自動貸付けではなく消費者金融カードローンがおすすめです。
しかし、担保として預金できるまとまったお金があり、平日に郵便局に行ける方であれば積極的に自動貸付けを利用するといいでしょう。
即日かつ審査無しでお金を借りられるのは、担保がある貸付けならでは。
一般的に、銀行カードローンで借り入れする場合は融資まで数日かかることもあるので、急ぎでお金が必要な時も助かります。
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JP BANKカードのキャッシング枠からも借り入れ可能
ゆうちょ銀行のクレジットカードである「JP BANKカード」にはキャッシング枠がついています。
JP BANKカードのキャッシング枠を利用すると、担保なしで借り入れが可能。
ゆうちょ銀行に担保定額(定期)貯金がない人は、JP BANKカードを発行するのも一つの手です。
JP BANKカードは年会費 1,375円(初年度無料)。
「公共料金の支払いをJP BANK カードにする」または「給与受け取りをゆうちょ銀行にする」で翌年度以降も年会費無料です。
金利は15%で、金利上限18%の大手消費者金融より3%低く設定されています。
VISA・Mastercard | JCB | |
---|---|---|
申込条件 | 満18歳以上の方(高校生を除く) | 満18歳以上(高校生を除く)で、本人か配偶者に安定収入がある方 |
キャッシング枠 | 0~30万円 | 0~50万円 |
JP BANKカードでは、国際ブランド(VISA・Mastercard・JCB)によってキャッシングできる限度額が変わります。
お金の借入を前提にカードを発行する場合、30万円以上の借り入れを希望する方は国際ブランドをJCBにしてください。
年会費が11,000円必要なJP BANKゴールドカードでは、どの国際ブランドを選んでも借入限度額は50万円です。
貯金担保自動貸付けと違い、担保なしの借入なので審査があります。審査に通らなければキャッシング枠は利用できません。
過去に返済の遅延経験があったり、信用情報に傷がある場合は、キャッシング枠の審査通過は厳しいでしょう。
審査の基準や重視されるポイントは、他のクレジットカードやカードローンなどの審査基準と同じです。
JP BANKカードのキャッシングに申し込む方法
JP BANKカードの申込は、通常貯金のキャッシュカードを所有していればWEB完結できます。
パソコンやスマホからJP BANKカードの公式サイトにアクセス。「Webで申し込む」を選択して、以下の情報を入力すれば申し込みできます。
- ID・パスワードの登録
- カードの種類を選択
- メールアドレスの登録
- ワンタイムパスワードの受信・入力
- 氏名・生年月日の入力
- 口座振替の設定
- お客様情報の入力
情報入力が終わると、受付完了メールが送られてくるので、それを受信すれば申込完了です。
JP BANKカードは即日発行に対応しておらず、受付完了メールを受信してから手元にカードが届くまで1週間以上かかります。
JP BANKカードはキャッシュカードだけで借り入れできる
JP BANKカードが届いたら、キャッシュディスペンサー・ATMで現金を引き出すか、または振込でキャッシングするかを選択しましょう。
キャッシュディスペンサー・ATMならすぐに現金を引き出せますが、振込でのキャッシングは5営業日後にお金が口座に振り込まれます。
使用可能なキャッシュディスペンサー・ATMは、ゆうちょ銀行ATMとコンビニATMの2種類。
コンビニでお金を借りる場合は、下記のATMを利用してください。
- セブン-イレブン…セブン銀行ATM
- ローソン…ローソン銀行ATM・E-netATM
- ファミリーマート…ゆうちょATM・バンクタイムATM
- サークルKサンクス…E-netATM・ゼロバンクATM・イオン銀行ATM
- ミニストップ…E-netATM
- スリーエフ…E-netATM
ゆうちょ銀行もコンビニも店舗数が多いので、自分の都合に合わせて借り入れできます。
JP BANKカードのメリットとデメリット
ここからは、JP BANKカードでお金を借りる際のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
自動貸付とは違った借入方法になるので、メリットが多く感じる方もいれば、逆にデメリットが多く感じる方もいるでしょう。
JP BANKカードでのキャッシングを希望する方は、事前にメリットとデメリットをチェックしておいてください。
JP BANKカードでお金を借りるメリット
まず、JP BANKカードのキャッシング機能を利用する際のメリットをご紹介します。
JP BANKカードのキャッシングは、18歳から70代以上の高齢者まで様々な年齢層の方が利用できます。
審査に通るかは別問題ですが、他のカードローンなどでは年齢を理由に申し込みできない場合もあるので、未成年から高齢者まで利用できるのは大きなメリットです。
JP BANKカードは全部で4種類のカードがあり、それぞれで申込み条件が違います。
キャッシングの申込み条件もクレジットカードの申込み条件に準ずるので、自分の年令や使い方に合わせたクレジットカードを選びましょう。
カードの種類 | 対象者 |
一般カード | 満18歳以上 |
ALente | 満18歳~29歳 |
EXTAGE | 満18歳~29歳で、安定した収入がある人(社会人向け) |
ゴールドカード | 満25歳以上で、安定した収入がある人(社会人向け) |
ゴールドカード以外は18歳から利用でき、年齢の上限はありません。
未成年や高齢者で借入を希望している方は、一度郵便局でキャッシングの相談をしてみましょう。
JP BANKカードの申し込みはこれまで、店頭に申請に行かなければなりませんでした。
しかし、2020年3月からWeb上で申し込みできるシステムが整っています。
スマホから自分の好きなタイミングで申し込みできるので、郵便局に行く時間が取れない方や、仕事などで郵便局が開いている時間に来店できない方にもおすすめです。
ただし、JP BANKカードの作成にはゆうちょ銀行の口座を持っている必要があります。
口座開設は来店のみでしか受け付けていないので、急いでいる場合に口座開設から行うのはあまりおすすめできません。
JP BANKカードでお金を借りるデメリット
実は思っているよりも使い勝手がいいJP BANKカードですが、お金を借りる際にデメリットも生じます。
特に急いでお金を借りたいと思っている方は、デメリットをしっかり確認しておいてください。
すでにJP BANKカードを持っている方はいいですが、これからJP BANKカードを新しく作る方は注意が必要です。
JP BANKは、申し込みからカードの発行まで1ヶ月程かかります。
郵便局はクレジットカードの発行がメイン業務ではなく、他の業務が優先されます。
そのため、JP BANKカードの審査や手続きなどに時間がかかってしまうのです。
今すぐお金を借りたい方、なるべく早くお金を借りたい方は、JP BANKカードでのキャッシングに向いていません。
ゆうちょの自動貸付も利用できず、JP BANKカードも持っていない人で即日融資を希望するなら、消費者金融がおすすめです。
JP BANKカードのキャッシングは、限度額が50万円に設定されています。
すべての人がかならず50万円まで借りられるわけではなく、借入限度額は審査によって個別に決められます。
社会的な信用度があまり高くない20歳前後の人であれば、最初は限度額が10万円ほどに設定されることが多いです。
一括で数十万円借りられる可能性は低いので、JP BANKカードのキャッシングでは高額融資に向いていません。
また、JP BANKカードのキャッシングは総量規制の対象になります。
総量規制とは、すべての借入残高が年収の3分の1を超えてはならないとする法律です。
例えば年収が150万円の場合、一度に借り入れできる金額は50万円まで。
他社からの借り入れがある方は、その借入残高も足して年収の3分の1以下に抑えなければなりません。
50万円以上の借入を希望する方や、現時点で他社から借入がある方は注意しましょう。
かんぽ生命の契約者貸付でお金を借りる
郵便局でお金を借りる方法3つ目は、かんぽ生命の契約者貸付を利用する方法です。
かんぽ生命とは、郵便局と提携している保険会社です。
かんぽ生命の保険に契約している方は、契約者貸付を利用してお金を借りられます。
契約者貸付とは、生命保険を解約した際に支払われる返戻金(還付金)を担保にお金を借りられる制度のことです。
保険を契約し、その恩恵を受けたまま借りられるので、お金を借りるために保険を解約する必要はありません。
契約者貸付は返戻金を前借りするのではなく、返戻金を元手にお金を借りるので、基本的に返済が必要です。
もし返済できなかった場合、保険を解約したときに支払われる返戻金から借入分を差し引かれます。
契約者貸付は低金利がメリットです。
かんぽ生命の契約者貸付は、年率2.5%で借り入れできます。
返済期限も1年間と決まっているので、必要以上の利息を支払わずに済み、負担なく利用できます。
かんぽ生命の場合、申請から3日ほどで借り入れできるので、なるべく早くお金を借りたい方にもおすすめです。
条件よくお金を借りられるので、かんぽ生命を契約している方は契約者貸付が利用できるか確認してみましょう。
契約者貸付は、解約時に返戻金が支払われる契約の保険が対象です。
かんぽ生命の場合、以下の保険が契約者貸付の対象となります。
保険名 | 保険の内容 |
終身保険 | 被保険者が死亡したときに死亡保険金が支払われる |
養老保険 | 死亡保障と老後の資産形成を同時に行う |
学資保険 | 学費、入学費などの教育資金を準備する |
これらの保険を契約している方は、契約者貸付でお金を借りられます。
かんぽ生命の契約者貸付を利用する方法、申し込み方などを詳しく紹介します。
かんぽ生命の契約者貸付に申し込む方法
かんぽ生命の契約者貸付に申し込む方法は2つです。
- 郵便局窓口で申し込む
- インターネットから申し込む
かんぽ生命の契約者貸付は、基本的に郵便局の窓口で申請します。
まずは契約者貸付の申請に必要な書類を用意しましょう。
かんぽ生命の契約者貸付申請に必要な書類は以下のとおりです。
- 保険証券(保険証書)
- 印鑑
- 契約者本人の本人確認書類
- 契約者本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
本人確認書類は、顔写真の有無で提出する枚数が変わります。
かんぽ生命で認められる本人確認書類の組み合わせは以下のとおりです。
顔写真がある書類(免許証やパスポートなど) | いずれか1種類の提出 |
顔写真がない書類(健康保険証や年金手帳など) | いずれか2種類の提出 またはいずれか1種類+現住所が記載された公共料金の領収書など |
本人以外が申請に行く場合、委任状などの作成が必要です。
手続きも長くなってしまう可能性が高いので、できる限り保険の契約者本人が申請に行きましょう。
あとは郵便窓口で、局員の指示に従って契約すればOKです。
申請後、実際にお金を受け取るまでには3日程かかります。
かんぽ生命保契約者貸付は、インターネットから申し込めます。
契約者のみがログインできるマイページから簡単に申請できますが、以下の条件に当てはまる方はインターネットからの申し込みを利用できません。
- 職域保険、家族保険などを契約している場合
- 保険契約者が法人で契約している場合
- 簡易生命保険の場合
- 初回の契約者貸付の手続きの場合
- 振込先口座、保険料振替口座にゆうちょ銀行以外を指定している場合
- 取り引き時確認を行っていない契約の場合
- 生命保険金を受け取りになっていない契約の場合
- 保険契約者と被保険者が同一でない場合
- 大夫利率の減免を受けている場合
特に注意しなければならないのは、初めて契約者貸付を利用する人はインターネットから申し込みできないことです。
今回が初回利用の方は、必ず窓口で申し込まなければならないので注意してください。
ゆうちょ銀行には目的別パーソナルローンがある
ゆうちょ銀行には、自動貸付けやクレジットカードのキャッシング以外に、目的に合わせたローンも用意されています。
このパーソナルローン「夢航路」は、ゆうちょ銀行と提携しているスルガ銀行のローンです。
ゆうちょ銀行が取り扱っているローンは以下のとおり。
ローン名 | 融資の内容 |
自己投資応援プラン | 資格取得、語学スクールなど自分のスキルアップのために使うお金の借り入れができるプラン |
教育プラン | 入学費や授業料、教材費など子どもの教育に必要なお金を借り入れできるプラン |
オートプラン | 新車、中古車などマイカー購入に使えるお金を借り入れできるプラン |
ハッピープラン | 結婚、出産など新たな門出や幸せな行事に必要なお金を借り入れできるプラン |
エコプラン | 屋上緑化や太陽光発電パネルの購入など、エコに関わる設備を導入する際に必要なお金を借り入れできるプラン |
リフォームプラン | 自宅のリフォームや改修工事などに必要なお金を借り入れできるプラン |
不動産プラン | 不動産の購入や土地の購入、家電・家具を購入するためのお金が借り入れできるプラン |
フリープラン | 事業資金以外で、明確な目的を定めずに借り入れできるプラン |
どのプランも10~1,000万円まで借り入れ可能で、担保や保証人は必要ありません。
その代わり、パーソナルローン「夢航路」は必ず審査があります。
借り入れできるかどうか、何円借り入れできるかは審査によって個人で違うので、明確な目的がある方はパーソナルローンを利用するといいでしょう。
使い勝手のいい夢航路ですが、現在は新規受付を終了しています。
ゆうちょ銀行のカードローン「したく」のサービスが終了
ゆうちょ銀行では「したく」というカードローンを取り扱っていましたが、2018年10月31日をもってサービスが終了しました。
したくの金利は7.0~14.9%で、限度額は500万円。多く借り入れたい人には頼もしいカードローンでした。
20〜70歳で安定した収入がある方なら、主婦やパート・アルバイトでも保証人・担保無しで借りられるサービスだっただけに残念です。
郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる時に知っておくといいこと
郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りることになったら知っておくといいポイントをいくつかまとめました。
知らずに利用すると、最悪の場合には解約させられる注意点もあるので、必ず目を通してください。
返済期限を遅れた場合は預金から差し引かれる
消費者金融のカードローンで返済期限を遅れた場合は、遅延損害金(延滞利息)が発生します。
遅延損害金は年率20%と設定されている場合が多く、例えば50万円の借入で30日延滞したら約8,220円が返済金額に上乗せされることに。
ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けでは、遅延損害金の請求はありません。代わりに、担保になっている預金から返済金額を差し引かれます。
担保となる預金が減っていくと、次回借入したい時に少額しか借りられないというデメリットに。
ボーナスが入った時に多く返済するなど、余裕のある返済計画を立てておきましょう。
自動貸付けの最低取引金額が1,000円単位だから利用しやすい
自動貸付けは「あと2,000円だけ足りない」などという時に、最適なサービスです。
消費者金融や銀行系カードローンで借入する場合、審査を受けなければならないため、多めに融資してもらおうとする傾向があります。
1,000円単位で何度でも借り入れられるなら、余分に借りる必要がありません。少額ずつ借りた方が返済期間を短くできますし、利息も少なくなります。
2,000円なら1週間で返済できても、20万円の返済を1週間で終わらせるのは難しいでしょう。
利息も2,000円の借入より20万円の方が10倍高くなります。
1,000円単位で借りると返済しやすく、無駄に利息を払わなくて済むのが大きなメリットです。
電話連絡や郵送物はないので家族バレの可能性はない
家族に借り入れを知られたくない方にとって、ゆうちょ銀行からの電話連絡や郵便物は避けたいものです。
自動貸付けを利用しても、ゆうちょ銀行から電話連絡や郵送物が届きません。
申込手続きをしてしまえば、あとはお手持ちの総合通帳やキャッシュカードで借り入れするだけ。家族バレの可能性はありません。
ただし注意点が2つあります。
返済期限までに完済しないとハガキが届く
1つ目は返済期限までに完済しないとハガキが届くこと。
返済期限前にゆうちょ銀行から「返済のご案内」のハガキが来くので、そこで家族バレする可能性があります。
返済期限は2年のため、家族に借り入れがバレたくない人は、借入日から2年以内に完済しておきましょう。
担保定額(定期)貯金の満期日を知らせるハガキが届く
2つ目は、担保定額(定期)貯金の満期日を知らせるハガキが届くこと。担保定額(定期)貯金が満期を迎えると、自動貸付けも終了します。
お知らせのハガキを家族に見られるとバレる可能性があるので、返済期限だけでなく満期日も把握しておきましょう。
自動貸付けの取引履歴は残高にマイナス表示が記載されるので注意
自動貸付けを利用してお金を引き出すと、総合口座通帳の残高欄にマイナス表記(例えば-30,000)が記載されます。
通常の現金引き出しでは「*30,000」と表示されるため、家族に通帳をのぞかれると借り入れだとバレてしまう恐れも。
家族に見られないよう厳重に管理するなど、対策をおすすめします。
自動貸付は通帳の名義人のみ利用できる
自動貸付は自身の貯金が担保となるため、本人名義の通帳さえあればお金を借りられます。
通常の預金ならば本人の代わりに家族がお金を引き出せますが、自動貸付の場合は本人以外が利用すると規定違反。
本人がATMに行く時間がないからといって、家族が自動貸付でお金を引き出すのも禁止です。もし本人以外の利用が発覚すると、強制解約や一括返済などを求められます。
自動貸付は審査無し・低金利で借りられる好条件のサービス。規定違反で強制解約などになるのは非常にもったいないです。必ず名義人自身が自動貸付を利用してください。
借入限度額が低いため高額融資の希望者には向かない
郵便局で借入できる限度額は、大手消費者金融と比べて低いのが特徴です。
- 自動貸付…担保にしている預金の90%まで(最大300万円)
- JP BANKカードのキャッシング枠…Visa・MasterCardは30万円まで/JCBは50万円まで
自動貸付は担保があるので最大300万円まで借りられますが、貸付金は担保となる預金額と比例するので、十分な預金額がないと少額しか借りられません。
無担保貸付のJP BANKカードはVisa・MasterCardで最大30万円と限度額の低さが目立ちます。
高額融資の希望者は郵便局からではなく、消費者金融や銀行系カードローンに申し込むのがおすすめです。
ゆうちょ銀行ATMでのみ借り入れできて営業時間外は利用不可
自動貸付けの申込手続きが完了したら、ゆうちょ銀行ATMでお金を引き出せます。
ゆうちょ銀行ATMには営業時間が決まっており、時間外は利用できません。ゆうちょ銀行ATMは設置場所によって営業時間が異なるので、下記を参考にしてください。
設置場所 | 営業時間 |
---|---|
ゆうちょ銀行・郵便局 | 平日 0:05〜23:55 土曜日 0:05〜23:55 日曜日 0:05〜21:00 |
ファミリーマート | 毎日 0:05〜23:55 |
地域によって、ゆうちょ銀行ATMの営業時間が違う場合もあります。ATMに行く前にゆうちょ銀行のホームページで確認しましょう。
ゆうちょ銀行ATMの手数料は、設置場所に関係なく無料。1日あたりの引き出し可能額は50万円までです。
50万円以上必要な場合は、ゆうちょ銀行や郵便局の貯金窓口で申し込むと、1日あたりの引き出し限度額を変更できます。
実際に自動貸付で借入する手順は以下の通りです。
- ゆうちょ銀行ATMの画面で「引き出し」を選択
- キャッシュカードまたは総合口座通帳を挿入
- 暗証番号を入力
- 希望金額を入力
- 引き出し完了
通常の引き出しと同じ手順なので、難しいことはありません。利用明細は発行されず、通帳にマイナス表示されます。
家族に借入を知られたくない方は、ゆうちょ銀行ATM利用後の通帳を見られないよう注意しましょう。