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- 2021/01/28
がんの罹患者数は減っている?増えている?
いつもお世話になっております。
株式会社トリムです。
弊社は、二人に一人と言われる「がん」に対して、いのちを支える情報を発信し続けて参ります。
今回は【がんの罹患者数】についてお話したいと思います。
■がんの罹患者のデータ
1981年に「がん」が最も多い日本人の死因となりました。
15歳以上の性別・年齢別のがん罹患者数をみると、男女共に増加傾向にあり、
今後も増加していく事が予想されています。
2015年のがん死亡数は、1985年の約2倍です。
がん死亡数の増加の一因は人口の高齢化と言われていますが、
2015年診断年の全罹患者数約90.4万人のうち、
20~64歳が全体の約27%、20~69歳では約42%を占めており、
がん罹患者の約3人に1人は就労世代に属しています。
特に、女性は働き盛りでのがん罹患率が高いことがわかります。
■上皮内新生物って?
上皮細胞から発生するがんのうち、がん細胞が臓器の表面を覆おおっている上皮内にとどまっているものを、上皮内新生物(上皮内がん)といいます。
上皮内新生物は、がん細胞が、上皮と間質を隔てる膜を破って広がっていない状態です。
基本的には手術で切除ことが可能で、転移がほとんどないと考えられています。
上皮内新生物が悪性化し、基底膜を越えて浸潤した場合に、一般的な「がん」になります。
上皮内新生物を含まない状態でこれだけの数の方ががんに罹患している事を考えると、
どれだけがんが身近な病気であるかを感じて頂けると思います。
■なぜ今後もがんは増え続けるの?
以前取り上げたがん検診の受診率の低さもその要因の一つですが、
大人に対する「がん教育」や「がん治療に対する情報提供」はいまだ不十分なままであると言われています。
今後、企業で働くがん患者は増えていきます。
多くの方が「がんになったら仕事を続ける事が難しい」と感じている現実に対して、大切な従業員様が安心して働けるよう、
がん治療に関する情報提供をさせて頂いてます。
トリムは今後もがんに関する情報発信を続けて参ります。
がんに関してご相談やご質問がありましたら担当者までいつでもお気軽にご連絡ください。